刀剣類と刃物
◆◆ 刀剣類と刃物 ◆◆銃刀法で禁止されているのは「刀剣類」であり当店で販売している「刃物(ナイフ)」ではありません。
銃刀法に限らず法律は「武器」とみなされる物を厳しく取り締まります。「刀剣類」とは武器とみなされたものと考えられると思います
◆ 「刀剣類」とは ◆
~ 銃刀法 第一章 2 ~
この法律において「刀剣類」とは、刃渡り十五センチメートル以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡り五.五センチメートル以上の剣、あいくち並びに四十五度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ(刃渡り五.五センチメートル以下の飛出しナイフで、開刃した刃体をさやと直線に固定させる装置を有せず、刃先が直線であつてみねの先端部が丸みを帯び、かつ、みねの上における切先から直線で一センチメートルの点と切先とを結ぶ線が刃先の線に対して六十度以上の角度で交わるものを除く。)をいう。
(銃砲刀剣類所持等取締法 第一章 2 )
つまり銃刀法が適応される「刀剣類」とは
*刃渡り15cm以上の刀、やり及びなぎなた
*刃渡り5.5cm以上の剣、あいくち
*刃渡り5.5cm以上の45度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ
◆刀、やり及びなぎなた◆
それでは刀とはどのような形状のものになるのでしょうか?
これは銃刀法に詳細は記載されておりませんが ハンドル部分から刃先に反っているものが該当とされております
刀は焼入れの時点で反りを入れますがその反りが殺傷の能力を高めるとされており「武器」とみなされると考えられます
反りの無いものは 直刀と呼ばれますがこちらも違法になります
◆剣、あいくち◆
剣=ダガー:左右対称の刃がついている両刃ですが 実際には刃がついていなくても簡単に刃がつくようでしたら両刃とみなされます
あいくち:つばの無い短い短刀。昔 任侠映画で出てきたドスになります。
◆飛出しナイフ◆
45度以上に自動的に開刃する装置を有する飛び出しナイフとあります。ボタンを押すとバネの力でブレードが飛び出るナイフになります。
ブレードの一部を押してバネの力でアシストされて刃が開くモデルは該当しないとされておりましたが現在は鑑定上とは該当とされ通関しなくなっております。
フリッパー:フリッパー(ブレードバックのノッチ)を押してテコの力でブレードをスピードオープンする機構のものが多く出回っておりますがこちらは問題ありません
*サイズや形状は該当しなくても 投げナイフ(スローイングナイフ)や銃剣(銃の先につけるナイフ)などは「武器」とみなされ違法となります
上記 「刀剣類」と「それ以外の刃物」の違いです
「刀剣類以外の刃物」の「所持」は合法になります
「所持」とは家に保管している場合です
もちろん「刀剣」も各都道府県の教育委員会に登録されている「登録証」があれば所持可能です
「携帯」して外に持ち出すにはa「理由」が必要です
例えば仕事で使うとか釣りで使うなど
そしてその使用する場所までは厳重に持ち運ばないといけないとされております
銃刀法について~ナイフの法律~
当店では「刀剣類」に該当するナイフはお取り扱いしておりませんのでご安心してお買い物をお楽しみください
ナイフショップ グローイング
https://knifeshop.jp/