二と言っていい上品なベージュのマイカルタハンドルですが、チタンライナーのおかげで見た目より軽量です。
マイカルタは決して軽量なハンドル材ではない上にフルライナーですから、ステンレスライナーであれば100g前後になっていたでしょう。
ブレード開閉の感触も秀逸。
オープン時のヌルッと滑らかな動作からカキン！と硬質な手ごたえでにロックされる一連のフィーリングは、最近の売れ線であるコンプレッションロックやベアリングロックの機種では到底味わえないものです。
スパイディフリップも可能ですが、ブレードにかかっているスプリングテンションが強いのでコツが要ります。
誰でも簡単にクイックオープン・クローズ可能なモデルではなく、こんなバックロックのナイフを何気なくワンハンドで使いこなすのがカッコいいと勝手に思う次第です。

最後に、こんな素晴らしいWild but Gentleman`s Folderを海外から取り寄せるより迅速かつ安価に販売してくれたグローイング！様に感謝。

90・マイカルタ・チタンライナー・ベアリング）
５．開閉アクション良し（指でフリップ可・爪が削られない・要練習）
６．価格...若干高し（コスパ的には満足）
７．ショップ良し（いつも誠実対応で感謝）

ただし【この製品特有の仕様】があるので参考まで！
他の同社バックロックと違い、ロック解除ボタンの「引っ掛かり（クリック）感」と「非常に硬い」という特徴があり、最初は何度も繰り返すと指が痛くなります。
問い合わせたところ、他在庫も同じだということ。（動画まで送っていただきました）
結果『安全性を考えたlionSTEEL仕様』なのではないかと納得しました。

サイズ・アクション的にはデリカと同様ですが、デリカは手頃な価格で実用派向き、スパイオペラは少し高価なため愛好派向きだと思います。
Spydercoにはハンドルとブレードに角度があるものが多いので、ほぼストレートなスパイオペラは個人的に◎です。
※ちなみにハンドル材のマイカルタは【人工樹脂素材】です。

今回も迅速な送付手続ありがとうございます。スパイオペラはライオンスチールのキレイなブレード仕上げと釣りにも使いやすい形と大きさで、とても気に入りましたので、実用版、保存版ということで2つ目を購入させていただきました。引き続きコレクションを増やしたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。