いつもながらグローイングさんには大変感謝です。
Stedemon Vouking T-01のファーストインプレッションですが
「そんなに悪くないけど、良くもないかなぁ…」というのが正直な感想です。
ブレードが収まるハンドルの隙間が約4mmなのですが、肉眼でセンターに収まってない感じで
計測すると、ブレードTipが約0.2mmロック側と逆サイドにズレてます。
全然問題ないと言えばそうなのですが、同じ中国製の10分の1くらいの価格のナイフでも
センターにしっかり収まるナイフも珍しくないことを考えると
「う～む、ハズレたな」との感じてしまうのは人情です。
ハンドルの面取りも（デザインとは思えないけど）左右でちょっと違ったり。

あと、ハンドル下部に小さな傷というか腐食で盛り上がった部分がありました。
まあこれも、実用するつもりで買ったナイフなので、金額的にも許容範囲ではあります。

自分はM390は初めて手にした鋼材です。
箱出しの状態では、そんなに切れるナイフではないと思いましたが
鋼材の質感というか、肌や感触は好みです。
丁寧に砥いだら良い刃が付くと思います。

あとこれは明確に残念な点
フレームロックのバネが強過ぎるのと、形状（ハンドル左右で同じ高さなので指が掛かりません）のせいで、ワンハンドクローズがなかなか難しいです。
商品説明の動画ではスマートに行われているので、個体差かも知れません（ブラックバージョンの動画ではダブルハンドで閉めて居られますし）。

このバネが弱くなればセンターズレも解消するかも知れませんが笑