本品はlionSTEEL製品の中でもTREと同様に気になっていたものの一つです。
MagnaCut採用のnano系を12月まで待つか悩みましたが。
lionSTEEL製品の加工精度については心配しておりません。手に触れるところは角を丸めてあり、期待通り・いつも通り、です。
まぁ、切削粉と防錆剤の乾燥汚れは清拭が必要ですが。
ハンドル部は一個の素材からの削り出しで、ピボットを除けばブレードをストップさせるピン以外にハンドルを表裏貫通している部材はなく、非常に堅牢な作りと言っていいでしょう。
コンベックス気味に加工されたブレードも想定通りです。
(海外某所でも堅牢なフォルダーの一つとして取り上げられていました)
本体の大きさに比べるとクリップがやや小さいかな?気にする人は気にするかもしれません。
敢えて難点を上げるとすれば、堅牢さと引換え故の重量と、シースのスナップボタンがもげるかシースが破れるのではないかと心配になるくらい渋かった点でしょうか。
Sleipner鋼はいわゆるステンレス鋼ではないので錆に注意して扱いたいと思います。
なお、アメリカでの実売が$320-330であることを考慮すると現状では十分安価で購入できたと思われます。
総評: 5.0 (1件)