凄い迫力が有ります。
作りもしっかりとしていておりとてもカッコ良いです。
枝打ち、薪割りなど大きな仕事なんでもこなせそうです。
ただシースが異常に硬くて取り出すときに凄い力が必要です。
買って良かった。
非常に洗練されたデザインで高品質な多用途アウトドアナイフです。大きさや用途的に似通っている他社製のナイフとしてBARK RIVER BRAVO2と比較してみました。
全長はどちらもほぼ同じで、有効刃長(実際に刃がついている部分)はM7は15センチしかなく、チョイルの無いBRAVO2の方が2.5センチ程長いです。
また刃幅はM7の方が広いですが、フラットグラインドであるのに対し、BRAVO2はコンベックスグラインド且つ刃厚もM7より厚いので強度的には互角だと思われます。
M7は厳密にはフルタングではない(グリップ前面はタングが露出していない)ですが、ハンドルエンドまでタングが貫通しており、強度的な心配はありません。
グリップに関しては好みもありますが、BRAVO2は表面がポリッシュされたマイカルタであるのに対し、M7は同じマイカルタでもポリッシュ無しでトレッドが刻まれており、より滑りにくくなっています。また、グリップ上面がヒルトの役割も果たしている近代的なデザインだと思います。
BARK RIVERはファスニングボルトを外せないところが不満なのですが、M7はトルクスレンチでボルトを外してハンドル内部とタングをメンテナンス出来るところがありがたいです。
鋼材についてはD2鋼の改良版と言われるSLEIPNER鋼で、初期刃付けは非常に良好です。コピー用紙、厚紙、段ボール、薄いプラスチックなどは何の抵抗もなくスパッと切れます。切れ味に関してはBRAVO2(所有している物はS35VN鋼)と同等です。
このSLEIPNER鋼はYoutubeなどでM7の海外レビューを見た限りでは、耐摩耗性、靱性共に優れているようでした。
シースはカイデックスで、皮シースより実用性が高くて良いのですが、ハンドルとシースのモールド部分の噛み合わせがキツく、購入直後に最初に引き抜くときは、とんでもなく力いっぱい引き抜く必要がありましたので、シースの引っ掛かり箇所をナイフで少しずつ削って調整しました。
シースには少し不満があるものの、全体としてmade in italyらしい高品質で、機能美を備え、切れ味も素晴らしく、BARK RIVERの同等クラスと比較してもコスパの良いオールラウンダーアウトドアナイフだと思います。
ちなみにBRAVO 2とどちらか選べと言われれば、個人的には同じ値段ならBRAVO 2ですが、約1万円の価格差を考慮するならお買い得なM7を選びますね。どちらも甲乙付け難い素晴らしいナイフです。
良いですね!でかくて身幅も有り現物は、美しく迫力が、有ります!!ハンドルは丸みをおびて居て握り易いです止めて有る3本がブレードと同色なのも良いアクセントとに成っています。
コチラのお店を知ってからコレクションの幅も広がりました。
総評: 4.8 (13件)