とにかく大きく(全長250ミリ), 重い(283g)フォルダーです。特に刃を閉じた時の全高は50ミリあり、これを他のポケットナイフ同列に置いて良いものか迷うところです。それにも関わらず、全体のバランスが良いので全く重く感じません。またブレード厚は5ミリあるのですが、フラットグラインドでスライシングが出来ます。中型や小型のナイフでもスライシングが出来ないものがある中でこれは特筆に値する事だと思います。

同じ4MAXでもイタリヤ製は米国製のものよりも工作精度や仕上げが良いようですし、グレーのG10も気に入っています。またポケットに差し込みにくいと言われていたクリップは改良されたようです。

とにかく豪快な大型フォルダーでコルドスチールのフラッグシップ的存在です。

追記
ブレードを閉じた時に若干オフセンター気味だったのですが、3本のボディースクリューをしっかり締めると解消しました。

切れ味、頑丈最高のナイフです、山に入る時二本ナイフを持っていくとしたら必ず持って行きます。