と噛み合ってくれます。
まるで握手しているかのような握り心地です。
外見もグッと来る格好良いデザインです。

今回C.A.Tを購入したのはTOPSさんの1095材は硬いのではないか？と疑問に思ったからです。
1095材のナイフをもう一本持っているのですが、使用感があまり硬い材だと思えなかったので、1095材は柔らかいんだなと感じていました。
しかしTOPSさんのナイフを紹介した動画を見た時にドラム缶の縁にナイフを叩きつけていたのですが、僅かにロールしただけ。
木の節でチップしてしまった手持ちのナイフとは大違いでした。

動画のナイフとは違うモデルではありますが、試しに木材を加工してみると、なるほどこれは硬いという印象でした。
割り箸やファットウッド、針葉樹の薪がスルスルとフェザースティックに出来、材が硬いせいか力がさして要りません。
D2素材のナイフと比べてもこちらの方がやや切れるような…？
鋼材がC.A.Tのほうが薄いのでそのせいかもしれません。
ただ薄いと言っても4.1mmの刃厚はバトニング等に使用しても充分耐えられる厚さで、安心感があります。
一時期アメリカ産のナイフは1095材ばかりだったと聞いたことがありますが、うまく作ればこんなに切れるのですから納得です。

またマイカルタのハンドル材ですが、ここは好みが別れるかと思います。
結構水を吸うので、食材を切る等の作業を行う場合、水を吸ってしまうハンドル材は衛生的では無いかなと…。
キャンプナイフをお探しでC.A.Tが気に入った方はG10ハンドルのC.A.Tもありますのでそっちがオススメかもしれません。

とにかくカミソリの様な切れ味のナイフで、箱出しの状態でも凄く切れます。
最近これでダンボールや切れないパッケージ等を切っていますが、刃先でなぞるだけでスパスパ切れるので日常使いでも重宝します。
しかし、とんでもない切れ味ですがお店HPの注意書きにあるように錆びやすく、ファットウッドの油やテープの粘着剤を取りきらないまま1日放置したらもう微かに錆びてました。

手入れ必須のよく切れるナイフです。
切れ味の良いナイフを探している方にオススメです。