フは実用主義で鑑賞用には向きません。
鋼材も1095はがんがん使っては研ぐって感じのナイフです。
キズだらけですり減ったブレードがカッコよく愛着を感じます。こんなナイフを使いこなして見ませんかお勧めです。

使用してみても細部まで考え尽くされた設計で、私レベルの者ではとうてい文句の付けようもないナイフだと認識しました。

箱出しで新聞紙がスパスパ切れてしまう鋭利な切れ味にまず感動。それを、軽くストロッピングしてフィールドに持ち出し使用してみました。

期待度の高さからいきなり広葉樹の薪でバトニングしてみましたが、問題なく割れてしまいました。
試しに私が信頼しているモーラガーバーグで同じ薪をバトニングしたところ、切れ味の良さで刃はなんとか食い込みましたが、刃厚と刃長の関係からか割る事はできませんでした?
なので針葉樹の薪ならば楽勝。刃を当てて2～3回で割れてしまうので、あっけなくて拍子抜けするレベルです。

と、バトニングはナタ並みのパワーを発揮するESEE6でしたが、果たしてフェザーはどうか？

いや、なかなかどうして！フェザーも得意と言って良いレベルです。
切れ味が良く、しかもフラットグラインドなのでかつお節のように薄くクルクルのフェザーを削り出す事ができました！グリップの握りもちょうど良くって、強く握り続けていても掌が痛くなることもありません。素晴らしい?

今回は試していませんが、フラットグラインド刃なので料理にも無難に使えると思われます。

と、良いことずくめな書き方ですが、ウィークポイントも無いワケではありません。

まず、わかりきった事でありますが、絶対的な大きさ重さから一般的なアウトドアシーンでは持て余してしまうケースもあります。基本サバイバルナイフなのでこれ1本で全てをまかなう事もできなくはないでしょうが、軽く取り回しの良い刃長10cmクラスのナイフとの併用が理想です。

似たような理由ですが、やはり重量的に長時間の連続使用は堪えます? 男性でもそうなるので、
女性の方やお子さんにはハッキリ不向きなナイフといえます。

しかし、とにかく作りの良さが?光る逸品??
ESEE最高です。
お値段以上の価値がある、オススメできるモデルです。

無骨だが非常にバランス良く頑丈で使いやすい、海外のレビューでも評価が高いのがわかります。
ノーマルハンドルか3Dハンドルかで迷いましたが3Dハンドルが評判がよっかたので3Dハンドルにしました。とても握りやすいので3Dハンドルで正解でした。