のナイフは同じくコールドスチールのSR1がある。
私は当初、全長が常識的なサイズで携帯するのに向いているAD-10の購入を検討していたが結局、見合わせた。
以前所持していたSR1と同じ欠点が見えたからだ。
それはハンドルのロック機構にセレーションが無いこと。
ハンドルにはすべり止めの刻みがあるが、それに挟まれたロックパーツには無いのだ。
SR1を手にして分かったが、ブレードが厚いと当然ロックパーツも同じ厚みになる。
そしてそれに何のセレーションも無いと親指をそえた時に滑るのだ。
高価なナイフであるSR1そしてAD-10にそれが無いことは理解に苦しむ。
この4-MAXはちゃんとセレーションが刻まれ、それは親指のすべり止めとして機能している。
本商品は4-MAXシリーズの廉価版だが、海外のナイフレビュー動画で取り上げられ絶賛されているのは何万もするハイエンドモデルではなく、本商品なので十分期待できる。
ワンハンドオープンはスムーズ。
ただし大ぶりなのでスピーディではない。
ロックバックは少なくとも私の元に届いた個体は解除が楽だった。
これは前にグローイングで購入したSR1も同様で、大型のナイフなのにロック解除がソフトなことに驚いたものだ。
ストーンウォッシュ仕上げのブレードは雰囲気があり、
ハンドルのチェッカリングもすべり止め効果は十分。
ポケットクリップがきついのでトルクス（ヘックスローブ）ネジを少し緩めた。
また大きなシルバーのポケットクリップはキャンプ場でナイフ持ってるとアピールしすぎるので黒く塗装した。
なお、私はこのナイフでバトニングをするつもりは決してない。
バトニングすると分かっているなら固定刃ナイフを用意すべきだ。
いくらタフなナイフでも固定刃ナイフよりも金属疲労による寿命を早めることは間違いない。
「できる」ことと「向いてる」のはまったく違うのだ。
バトニングをしないなら何に使うのだ？折りたたみナイフとして常識的な使い方しかしないならオーバースペックなのではないか？と言われればそのとおり。
スペック的には同社アルティメットハンターで十分なのだ。
要するにロマンである。

キャンプ動画でコールドスチールスパルタンに似たナイフを見て、半年近く探して、見つからなくあきらめていたところ、スパルタンを見て、これにしようかな？と迷っていました。どうしてもスパルタンのハンドルが気に入らなかったので、他の物を見ていて、急にコレだと注文しました。
　大きさ、形、切れ味にとても満足しています。天変地異が起きたら、迷わずコレを持っていきたいと思う商品です。

頑丈さと使い倒してもまぁいいかと思える価格帯。
良いと思います。

23年後半～にS35VN＆G10の5-MAXが出るとのことなので
上位版はそちらにしようかと思います。